保護司の皆様をはじめとする関係者の皆様方には、日頃より、更生保護活動に御尽力を賜り、深く感謝申し上げます。犯罪や非行のない地域社会の実現に向け、今年も〝社会を明るくする運動〟~犯罪や非行を防止し、立ち直りを支える地域のチカラ~が県内各地で展開されます。今年で74回目を迎えるこの運動では、犯罪や非行の防止と立ち直り支援への正しい理解を深めるため、毎年様々な広報活動が行われており、県においては、強調月間の7月に、今回初めて県庁本庁舎をシンボルカラーの黄色にライトアップするなど、積極的に広報活動を行っていきます。さて、国では、令和5年3月に第二次再犯防止推進計画が策定され、県の役割として、市区町村に対する支援やネットワークの構築、就労に向けた支援や配慮を要する者への住居の確保支援、罪種・特性に応じた専門的な支援などが掲げられました。県では、これまでの取組の成果や国の計画の内容を踏まえ、令和6年3月に「神奈川県再犯防止推進計画」を改定しました。改定計画では、過去に罪を犯し、立ち直ろうとしている方へ実施したヒアリングの結果をもとに必要な支援を位置付けたほか、市町村、国機関、民間協力者等とのネットワーク構築、そして、刑務所等を出所した高齢者、障がい者等に対する支援体制の強化を進めていくこととしています。また、県では、令和6年3月に、「神奈川県当事者目線の障害福祉推進条例~ともに生きる社会を目指して~に基づく基本計画」を策定しました。「当事者目線に立つ」という考えは、障がい福祉のみならず、全ての分野に通ずるものであり、更生保護に携わる皆様が、まさにこれまで実践してこられたことです。誰もが安全に安心してともに生きる社会の実現に向け、引き続きお力添えを賜りますようお願いいたします。今後とも、県の取組に御理解、御協力いただくとともに、多くの皆様の参加を得て、本運動が実り多きものとなりますよう祈念いたします。神神奈奈川川県県知知事事神神奈奈川川県県推推進進委委員員会会委委員員長長(1)第238号第 238 号黒黒岩岩祐祐治治〝〝社社会会をを明明るるくくすするる運運動動〟〟にに寄寄せせてて
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