私たち神奈川県の保護司、更生保護女性会員及びＢＢＳ会員は、全国の「更生保護ボランティアの協働に関する三者宣言」及び「再犯の防止等の推進に関する法律」の趣旨に基づき、犯罪や非行のない、安全・安心な神奈川県を実現するという志のもと、これまで以上に相互の連携を強化し、一体となって更生保護の諸活動に取り組んでいくため、次のとおり宣言します。
一　私たちは、相互の連携を深めるため、県・ブロック・地区を単位に積極的に協議の場を設け、お互いの経験と知恵、地域のニーズに関する情報の共有に努めます。
一　私たちは、各団体の特性を生かした適切な役割分担を行って、“社会を明るくする運動”などにおいて地域のニーズに応じた効果的な地域活動の実施に努めます。
一　私たちは、再犯の防止や安全・安心社会の構築のための地方公共団体の施策に積極的に協力し、地方公共団体との信頼関係と連携の一層に強化に努めます。
一　私たちは、私たちの活動状況等に関する情報を積極的に提供するなどして、「かながわ議員保護司懇話会」との緊密な連携に努めます。 一　私たちは、更生保護活動の拠点となる更生保護サポートセンターの設置拡大とその機能の充実のため、国及び地方公共団体の理解と支援の強化に努めます。
一　私たちは、居場所と仕事の確保と充実のため、更生保護施設の運営を支援し、協力雇用主の開拓に努めます。
一　私たちは、社会貢献活動等のより効果的な実施のため、協力者の開拓と活動の充実に努めます。


平成29年3月8日
神奈川県保護司会連合会長
神奈川県更生保護女性連盟会長
神奈川県ＢＢＳ連盟会長

神奈川県内の保護司、更生保護女性会員、ＢＢＳ会員は、更生保護事業の協働に向けての「更生保護ボランティアの協働に関するかながわ宣言」（平成29年3月）を発出しているところですが、県内には更生保護事業に携わる団体として、刑務所出所者等で行き場のない者を受け入れる更生保護施設、そして協力雇用主を支援する就労支援事業者機構もあり、こうした団体とも連携を強めることが、事業の一層の推進を図れるものと考えます。
新元号のもと新たな時代を迎えるに当たり、この五者が更に心を一つにして、更生保護の一層の充実・強化を進め、地域の安全・安心づくりのために全力を傾けていくこととします。

『更生保護団体の協働に関する五者宣言』

神奈川県内の保護司、更生保護女性会員、ＢＢＳ会員、更生保護施設役職員及び就労支援事業者機構役職員は、更生保護事業に携わる関係団体として、安全・安心な地域社会を実現するという同じ志のもと、それぞれの特性を活かして、活動を続けてきました。
平成28年12月再犯防止推進法が制定施行されてからは、国・地方公共団体・民間が一体となって再犯防止に向けての取組が展開されることになり、更生保護が当面する課題も複雑多様化する中、今まで以上に連携を強化して、一体となってこの困難を乗り越えていくことが求められています。そこで、私たちは、更生保護の諸活動の実を一層挙げていくため、次のとおり宣言します。
一　私たちは、更生保護の原点が自らの生活する地域への愛情にあることを確認し、地方公共団体とも連動してそれぞれの地域社会における心豊かな共生社会の実現を目指します。
一　私たちは、各団体のこれまでの活動の特性と歴史を尊重しつつ、一層強固な信頼関係の構築に努めます。
一　私たちは、更生保護に対する地域社会のニーズに関する情報の把握に努めます。
一　私たちは、各団体の特長を活かした適切な役割分担を行って、協働による活動の成果の向上に努めます。


　　令和元年5月17日
　　　神奈川県保護司会連合会会長
　　　神奈川県更生保護女性連盟会長
　　　神奈川県ＢＢＳ連盟会長
　　　神奈川県更生保護事業連盟会長
　　　認定ＮＰＯ法人神奈川県就労支援事業者機構会長