かながわ更生保護ネットワーク かながわ更生保護ネットワーク

神奈川県更生保護事業連盟

神奈川県更生保護事業連盟
 神奈川県には、4つの更生保護施設があります。川崎に1施設、横浜に2施設、小田原に1施設です。施設に入所するのは、身内や知人に引受人がいない仮釈放者や、更生緊急保護の対象となった満期釈放者といった人たちです。施設では、自立更生をするために日々の生活支援や定期的な面接をし、自立して施設を退所できるようにサポートをしています。

会長あいさつ

会長 志村宗男

 神奈川県更生保護事業連盟では、4施設(川崎自立会、横浜力行舎、まこと寮、報徳更生寮)の理事長、施設長、職員が一丸となり、入所者の自立支援に向けて日々取組んでいます。
 更生保護施設は、刑務所を出所して行き場のない者を収容保護し、社会復帰のための支援を24時間365日続けております。
 更生保護施設においては、収容保護した者に対する処遇、日々の補導に当たる施設長以下の職員の働きが大切なのはもちろん、同時に、経営に携わる役員の役割も極めて重要です。よき経営のもとに、適切な処遇活動が行われ入所者の円滑な社会復帰が望まれています。
 また、保護司会、協力雇用主、更生保護女性会などから資金援助や物品の支援をいただいております。特に更生保護女性会の方々からは、施設の活け花、食事交流会等の支援をいただいており、母親や姉妹を思い出して感激している入所者も数多くいます。今後も、県内4つの施設においては、入所者の円滑な自立支援の実現に向けて努力してまいりますので、皆様のご理解とご支援をよろしくお願いします。