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かながわ議員保護司懇話会

かながわ議員保護司懇話会
 かながわ議員保護司懇話会は、保護司として活動する神奈川県議会議員及び県内の市町村議会議員の有志が所属党派・会派を超えてつくる団体です。
 県内の関係者の皆様と連携し、安全・安心な地域の実現という県民の方々の願いを実現するため、議員としての活動を通じ、保護司や更生保護の活動を推進しています。
 とりわけ、当会は、平成28(2016)年12月、「再犯の防止等の推進に関する法律(平成28年法律第104号)」(再犯防止推進法)の公布・施行と同時に結成しましたが、それ以来、神奈川県及び県内自治体における再犯防止施策の立案・実施、地方再犯防止推進計画の策定を主要課題として取り組んできているほか、懇話会独自の研さんや意見交換の活動にも力を入れています。

会長あいさつ

会長 髙橋栄一郎
会長 髙橋栄一郎
(神奈川県議会議員)
 私たち「かながわ議員保護司懇話会」は、県市町村議員の保護司として、県内の関係者の皆様と連携し、議会質問をはじめ地方議員の立場から更生保護活動を行っています。
 神奈川県においては、これまでに、県と19の市町村が地方再犯防止推進計画を策定し、さらに、多くの市町村が早期の策定を予定しております(令和6年3月現在)。
 今後は、各計画の実施へ向けて、各地域の声が活かされる施策が必要です。
 私たちは、ともに支えあう地域社会・神奈川県の実現のため、多くの県民の皆様と連携し協力の輪を広げながら、懇話会としての活動を進めてまいります。

◆役員

会長高橋栄一郎保土ケ谷保護区神奈川県議
副会長嶋﨑嘉夫川崎保護区川崎市議
副会長小沼富夫伊勢原保護区伊勢原市議
理事(事務局長)松本 研中保護区橫浜市議
理事杉山信雄川崎保護区神奈川県議
理事加藤眞道横須賀保護区横須賀市議
理事渡辺伸明大和・綾瀬保護区大和市議
理事渡辺貞雄厚木保護区厚木市議
監事嶋村 公港北保護区神奈川県議

事務局
かながわ議員保護司懇話会
〒231-0001 横浜市中区新港1-6-1よこはま新港合同庁舎

新着情報・トピックス

NEWかながわ議員保護司懇話会「令和7年度総会」の開催

令和7年8月19日(火)、かながわ議員保護司懇話会の令和7年度総会が、よこはま新港合同庁舎の横浜保護観察所において開催されました。
立秋を過ぎても連日酷暑が続く中、会場には、県下各地から14名の会員である議員保護司が参集しました。
◆ 開会
総会は、本懇話会の 松本 研 理事兼事務局長(横浜市議)の司会により開会しました。
冒頭あいさつに立った 高橋栄一郎 本懇話会会長(神奈川県議)からは、その中で、会長自ら取り組んだ、青少年における市販薬のいわゆるオーバードーズの問題への対応を例に、議員である保護司として、地域における問題・課題を発見し、それを行政につないでいく活動の必要性について、紹介がありました。
◆ ご来賓の祝辞
続いて、中臣裕之 横浜保護観察所長、本年6月2日付けで新たに就任した 並木 弘 神奈川県保護司会連合会長から祝辞があり、祝電(田中和徳 衆議院議員)披露の後、ご来賓として駆け付けた 黒岩祐治 神奈川県知事から、再犯防止における保護司活動の重要性に謝意が表されるとともに、当事者目線を大切にしつつ「ともに生き、支え合う社会」実現のため、県として、保護司の活動を応援していくとの祝辞が述べられました。
また、総会後半には、多忙な公務の合間を縫って、長田進治 神奈川県議会議長が到着し、祝辞を述べられるとともに、研修協議に参加されました。

◆ 研修協議
総会ではすべての議事が滞りなく報告・承認され、その後、研修協議が行われました。
初めに、中臣所長から、「持続可能な保護司制度の確立に向けて~特に、自治体との関係、現役世代のための環境整備~」と題する行政説明が行われ、その後、協力雇用主、神奈川県更生保護女性連盟・武田容子会長、及び神奈川県BBS連盟・橋本夏希会長から、それぞれの活動の現状と課題について話題提供が行われ、タイトな日程でありながら濃密な内容の研修協議となり、総会は盛会裡に終了しました。
◆ 令和7年度理事会の開催
総会に先立って、 横浜保護観察所において、(1)令和6年度事業報告・収支決算、(2)令和7年度事業計画(案)・収支予算(案)、及び(3)役員の改選を議題として、本懇話会の理事会が開催され、いずれも議案どおり議決されました。また、続いての協議では、本年度の研修計画等について検討が行われました。
なお、再犯防止推進法の公布・施行と時を同じくして、県内の議員保護司によって設立され、活動を開始した本懇話会は、明年(令和8年)12月、設立10周年を迎えます。
そこで、理事会においては、これを記念しての活動等について、今後検討していくこととなりました。
◆ 情報交換会の開催
総会の開催後、よこはま新港合同庁舎1階の食堂を会場にして、情報交換会が開催されました。
情報交換会には、会員である議員保護司のほか、長田進治 県議会議長、研修協議における話題提供者、並木弘 県保護司会連合会長及び同幹部(常務理事)、横浜保護観察所幹部職員等が出席しました。
設立から9年目を迎える本懇話会ですが、このような情報交換の場を持ったのは今回が初めてであり、各出席者からは、順次、自己紹介と各地区・団体の活動、近況等について報告がなされ、和やかな雰囲気のうちに懇親を深めるとともに、有意義で活発な情報・意見の交換が行われ、「かながわ更生保護ネットワーク」の充実・発展に大いに資する会となりました。

鈴木馨祐法務大臣への表敬訪問を実施

令和7年2月10日(月)、かながわ議員保護司懇話会は、令和6年度研修として、鈴木馨祐(けいすけ)法務大臣への表敬訪問等を実施しました。
昨年(令和6年)11月11日、第2次石破内閣において第110代法務大臣に就任した鈴木馨祐衆議院議員は、神奈川県の選出(神奈川7区)であり、当県選出国会議員の大臣就任というこの機会に、法務行政、とりわけ更生保護行政を指揮する鈴木大臣のお話を直接うかがうとともに、県内議員保護司の声を大臣に届けたいという強い思いから、今回の表敬訪問は、企画・実施したものです。
また、当懇話会による法務大臣への表敬訪問は、当懇話会結成翌年(平成29年)9月21日の上川陽子大臣(当時)への訪問に続いて、2回目となります。
今回の開催に当たっては、研修の案内をしたところ、参加を強く希望しながら地元議会の日程等のためかなわなかった会員(議員保護司)が多数いたのは残念でしたが、当日は計8名が参加し、全日程において終始活発な意見交換が行われました。
なお、前回上川大臣(当時)への表敬訪問時と同様、今回も、調整、同行等につき、田中和徳衆議院議員(神奈川10区。衆議院政治倫理審査会会長、元復興大臣/更生保護を考える国会議員の会会長、超党派で再犯防止を進める議員連盟会長)の全面的な支援により実現したものです。

議員保護司としての活動、各地域での取組みなど、和やかな雰囲気のうちにも議論に熱の入る大臣室での懇談の様子

かながわ議員保護司懇話会「令和6年度総会」の開催

令和6年8月23日(金)、横浜保護観察所において、「かながわ議員保護司懇話会」令和6年度総会が開催されました。
総会は、松本研 理事兼事務局長 (横浜市議)の司会により開会し、冒頭あいさつに立った高橋栄一郎同会長(神奈川県議)からは、議員として、また保護司としての平素の活動の意義、神奈川県再犯防止推進計画の改定と同第2期計画の策定、県下19市町村における地方再犯防止推進計画の策定など、懇話会発足以来の成果に触れ、懇話会として今後も活動を前進させていく決意を強くアピールされました。
続いて、公務ご多忙にもかかわらず来賓として駆け付けた 黒岩祐治 神奈川県知事 及び 柳下 剛 神奈川県議会議長から祝辞が述べられました。
さらに、来賓からの祝辞は、中臣裕之 横浜保護観察所長、栁川義信 神奈川県保護司会連合会会長と続きました。その中で、栁川 県保連会長からは、自身が構成員として参加している、法務本省に設置された「持続可能な保護司制度の確立に向けた検討会」の検討状況に関し、最近の議論の流れや同会長の意見等について説明がなされました。

議事においては、総会の議題として、①議員懇話会としてウェブサイト「かながわ更生保護ネットワーク」内に新たにホームページを開設すること、②本年度の研修計画について、事務局からの説明の上、話し合いがなされました。
続く研修協議・意見交換においては、中臣所長から、「大津市の事件と75周年を迎える更生保護、特に保護司制度について」とのテーマで、①我が国の官民協働の更生保護と大津市の保護司殺害事件、②同事件を踏まえた対策、③保護司の安全確保を図るための地方自治体の支援の必要性、④持続可能な保護司制度の確立等に関する解説がなされ、その上で会員間での意見交換が行われました。
むすびに、松本理事・事務局長は、県内各地域における更生保護の充実発展と、地域住民の方々が安全・安心に暮らせる環境づくりに向けて活動していきたいと述べ、令和6年度総会は盛会裡に幕を閉じました。

地方再犯防止推進計画の策定状況

神奈川県内では、地方再犯防止推進計画の策定が大きく進みました。

(令和6年3月現在)

策定済み
神奈川県
県内市町村(33)19

かながわ議員保護司懇話会「令和5年度研修」の実施

 令和6年2月21日(水)、令和5年度研修として、東京の大田区保護司会の大田区更生保護サポートセンターを視察し、松原忠義 元大田区長・元保護司 のお話を聴くとともに、保護司である大田区議、松本眞由美 東京都保護司会連合会会長、野崎重弥 同副会長、佐川健 大田区保護司会会長、岡村幸子 副会長(サポートセンター長) 等の方々と意見交換・情報交換を行い、神奈川県と東京都の議員保護司、更生保護の交流を深めました。

かながわ議員保護司懇話会「令和5年度総会」の開催

 令和5年8月21日(月)、横浜保護観察所研修会議室において、「かながわ議員保護司懇話会」総会が開催されました。
 当日は、松本研 理事兼事務局長 (横浜市議)の司会で開会し、冒頭、昨年6月に逝去された故・飯塚正良 理事(川崎市議)のご遺徳を偲んで黙祷を捧げた後、高橋栄一郎 会長 (県議)が挨拶に立ちました。
 続いて、来賓として出席した 勝田聡 横浜保護観察所長、栁川義信 神奈川県保護司会連合会長、そして、斎藤文夫 神奈川県保護司会連合名誉会長から祝辞が述べられました。
 また、「超党派で再犯防止を進める議員連盟」会長・「自由民主党更生保護を考える議員の会」会長で、川崎保護区保護司である 田中和徳 衆議院議員 及び 加藤元弥 神奈川県議会議長からの祝電が披露されました

 議事においては、新役員案等が議案どおり可決されました。
 研修協議では、①「第2次再犯防止推進計画」の現状と課題 及び ②「持続可能な保護司制度の確立に向けた検討会」について、勝田所長から講義が行われた後、会員及び来賓から多くの意見が提出されるなど、活発な協議が行われました。
 終盤、公務ご多忙な中、黒岩祐治 神奈川県知事が駆け付け、祝辞を述べられて、総会は盛会のうちに会を閉じました。